
景気敏感な事業で、配当も出す会社
自動車のスイッチや照明という祖業を残したまま、データセンターへ電気を配る部品へ重心を移している。自動車一本足の同業とは持ち札の組み合わせが違い、銅で高速伝送を担うインターフェース部門も抱える。
自動車部門は運転席のスイッチや照明、センサーを完成車メーカーとその一次下請けに納める。産業部門はPowerRailと呼ぶ電源組立品や高電圧の柔軟ケーブル、粉体塗装のブスバーを、データセンターや軍需、電力変換の現場へ供給している。
自動車の生産が落ち込めば、いちばん大きい部門が真っ先に削られる。2023年10月には医療機器のDabir Surfacesを売却して医療部門をたたんでおり、事業の入れ替えそのものが数字を振れさせる年もある。
祖業の自動車に頼りきらない体を作るため、産業とデータセンター向けを伸ばし、採算の合わない医療機器からは2023年に手を引いた。株主への配当はその間も維持している。
完成車メーカーの生産計画と、採用された部品が次のモデルにも残るかどうかが土台になる。上位5社で売上の36%を占める顧客の集中も、受注の増減がそのまま響く体質を作っている。
資産 $1.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $678M(52%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
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