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Ramaco Resources発電用ではなく製鉄専用の炭に絞った独立系という時点で数が少ない。それ以上に珍しいのは、ワイオミング州のブルック鉱山で、石炭層からレアアースと重要鉱物を取り出そうとしている点だ。石炭会社が資源の種類ごと乗り換えを試している。
収益はほぼすべて冶金炭から来る。ウェストバージニア州南部とバージニア州南西部に、エルククリークなど四つの鉱山群を持つ。高炉で鉄を作るのに欠かせない粘結炭を掘り、北米の製鉄所やコークス工場、海外の需要家へ売る。条件のよい炭層を押さえていることが、低い採掘コストにつながっている。
鉄鋼需要が冷えて炭価が落ちる局面では、コストの低さで踏みとどまるしかない。もう一方のレアアースは試験用の鉱石を出した段階にすぎず、商業生産に届かなければ投じた資金は戻らない。
稼働と休止を切り替えられる予備の鉱山を四つ抱え、市況に合わせて生産量を動かす。その本業が生む現金を、まだ一円も稼いでいないワイオミングの実証設備へ回している。
冶金炭は国際市況で値が決まる商品で、価格の上下がそのまま利幅になる。北米の高炉が動き続けるかどうかと、鉄道や港までの輸送費の水準も効いてくる。
この会社をどう読むか
Ramaco Resourcesの本業は、ウェストバージニア州とバージニア州の山中で高炉用の石炭を掘ることだ。ところが2025年半ば、州をいくつも隔てたワイオミング州で、石炭層に含まれるレアアースの開発に手をつけた。
冶金炭は市況商品で、鉄鋼需要と炭価の上下に収益が素直に連動する。一方のレアアースはまだ試験用の鉱石を出した段階で、当たれば新しい柱になり、外れれば投資が沈む。決算書の報告区分が二つに割れているのは、この性格の違いをそのまま映したものだ。
バランスシート (要約)
資産 $1.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $484M(42%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約7年分
- 現金・現金同等物$440M
- 他の流動資産$157M
- 固定資産$543M
- 流動負債$110M
- 長期借入金$468M
- 短期借入金$56K
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $537M
- 売上成長率
- −19.5%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −10.4%
- 純利益率
- −9.6%
- ROE
- −10.6%
- ROIC
- −4.6%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $2M
- フリーCF
- −$61M
- 営業CFマージン
- 0.4%
- 現金ランウェイ
- 約7年
配当
- 配当総額(年間)
- $4M
- 配当性向
- —
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