MFA
MFA Financial証券を買うだけの同種のREITと違い、貸し手そのものを傘下に持つ。ノンQMローンや事業性ローンを自分で作れるため、市場に売り物が出てくるのを待つ必要がない。
住宅ローンとそれを束ねた証券に投資し、受け取る利息と調達コストの差を取る。子会社のLima Oneは不動産投資家向けの事業性ローンを自ら組成しており、2021年7月の買収以来$7.3B超を貸し出してきた。
借入を重ねて投資を膨らませる形のため、金利が急に動くと担保の積み増しを求められ資金繰りが締まる。保証のないローンの比重が大きい分、焦げ付きの増加は損失に直結する。
2025年は債券市場の追い風を捉えて住宅ローンの取得を増やすなど、市場の条件を見て投資の速度を上げ下げする。稼いだ利益の大半は株主への分配に回す。
金利の水準と住宅ローンの焦げ付き具合、そしてLima Oneがどれだけ新しい貸出を作れるかで収益が決まる。2025年末で資産の約68%はエージェンシー保証のない住宅ローン本体が占め、証券化による資金調達の条件も効いてくる。
この会社をどう読むか
MFA Financialにとっての転機は2021年7月だった。不動産投資家向けの貸出会社Lima One Capitalを完全子会社にしたことで、住宅ローンを市場から買う側だった会社が、貸出そのものを作る側にもなった。
いまも収益の骨格は、投資した住宅ローンの利息と調達コストの差である。ただし玉の供給を他人任せにしなくてよくなった分、市場に売り物が乏しい局面でも投資を続けられる。借入で投資を膨らませる住宅ローンREIT共通の危うさは残るが、貸出の蛇口を自分で握っている点が同種の銘柄との違いになる。
バランスシート (要約)
資産 $13B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.8B(14%)。
自己資本の薄さか借入の重さが同業の中でも目立つ
- 現金・現金同等物$213M
この判定で見た指標: 自己資本比率。在庫や売掛を持たない賃貸業のため流動比率は判定に使わず、借入の重さは同業の D/E の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 9.7%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $76M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- $148M
- 配当性向
- 83.8%
MFA の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…