まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
広く知られた道具とは別に、自然界から自前で見つけた多様な遺伝子編集の道具の蔵を持つ点が特徴。既存の道具に頼る会社とは、土台の独自性が違う。遺伝子を編集する新しい道具の会社の立ち位置にいる。
遺伝子編集の開発が事業の柱。微生物などの自然界から、遺伝子を狙った場所で切ったり、書き換えたりする、新しい型の道具を数多く見つけ出し、それを使って、遺伝の病などを根から治す治療を開発する。広く知られた既存の編集の道具とは別の、自前の道具の蔵を持つことを強みとする。大手の製薬会社と組み、その対価を得るほか、自ら治療の開発も進める。まだ承認された治療はなく、収入は提携や増資で賄う。新しい遺伝子編集の道具を武器に、根治の治療を世に出せるかに賭ける、初期の段階にある。
製品を世に出す前の段階で、収入が乏しく開発の費用だけがかさむ弱点を抱える。遺伝子を書き換える治療は、効き目とともに、狙い以外の場所を傷つける危険や、長く続く安全への懸念を、慎重に確かめる必要がある。試験は途中で失敗することが多く、悪い結果が出れば価値が崩れる。承認まで何年もかかり、その間ずっと資金を食う。資金は増資で賄うため、株式の希薄化が著しい。遺伝子編集の分野は、大手や新興がひしめき、競争も激しい。利益の見通しが立たない。
配当を出さず、編集の道具の開発と、大手との提携、資金の確保に重きを置く経営。新しい編集の道具の探索と、治療の開発、提携の交渉、資金の調達を進める。遺伝子編集の開発が、運営の中核になっている。
試験の結果と、提携、そして資金に依存する。見つけた編集の道具が、安全に、狙いどおり遺伝子を書き換えられるか、大手との提携を結べるか、開発を続ける資金を保てるかが、行方を左右する大きな前提になる。
資産 $221M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $159M(72%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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