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MicroAlgo半導体や機器を売るのではなく、既存の機器の上で動くソフトだけで計算力を引き上げる。中国の広告と半導体という限られた顧客層に的を絞って実績を積んできた。
顧客の設備はそのままに、独自に組んだ中央処理アルゴリズムを差し込んで処理を速くし、扱うデータを軽くする。広告配信や賢い半導体の設計を中心に、顧客ごとに仕様を作り込む受託の色が濃い。
ソフトだけで速くなるという話は、効果を顧客に納得させて初めて代金になる。2025年9月にはケイマンの裁判所の許可を得て1株あたりの額面を$0.0000001まで引き下げており、資本の組み替えが繰り返されてきた会社でもある。
深センを拠点に、受託のアルゴリズム開発と賢い半導体まわりの事業を並行させる。稼ぎは株主に配らず事業へ戻すが、資本の構成そのものは合併と増資を経て何度も組み替えられてきた。
顧客が設備投資の代わりにこの会社のソフトを選んでくれるかどうかで受注が決まる。中国の技術やデータをめぐる規制の動きと、半導体そのものの性能向上のペースも効いてくる。
この会社をどう読むか
処理が遅い。しかし機器を丸ごと買い替える予算はない。MicroAlgoが売っているのは、その板挟みに対する「ソフトの工夫だけで速くします」という答えだ。
もっともこの会社自身の来歴は、売り物ほど一直線ではない。前身は2018年にケイマン諸島で作られた空箱の上場会社で、2022年12月に中国のアルゴリズム企業VIYIと合併して今の中身になった。2025年9月には1株あたりの額面をほぼゼロまで下げる資本の組み替えもしている。
バランスシート (要約)
資産 $72M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $67M(93%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$43M
- 他の流動資産$12M
- 固定資産$17M
- 流動負債$5M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $87M
- 売上成長率
- 6.2%
- 粗利率
- 21.8%
- 営業利益率
- −9.0%
- 純利益率
- −8.0%
- ROE
- −10.4%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $2M
- フリーCF
- $2M
- 営業CFマージン
- 2.2%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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