MPLX
MPLX親会社が自前の輸送設備を切り出して作った会社である点が、独立系の中流事業者とは成り立ちから違う。株ではなく持分証券という形態も、税務上の扱いが普通株と異なる独自の性格を持つ。
親会社マラソン・ペトロリアムなどの原油や天然ガスを、集めて処理し、パイプラインで運ぶ設備を米国内に広く持つ。収入は運んだ量に応じた料金と、最低数量の取り決めに基づく支払いから入る。
親会社の事業が傾いたり運ぶ量を減らしたりすれば、それを補う手立ては乏しい。株ではなく持分ユニットのため、個人退職勘定などの非課税口座で持つと課税所得が生じ、通常の株にはない申告の手間がかかる。
親会社マラソン・ペトロリアムとの取引を土台に、ノースウィンド・ミッドストリームやBANGLのような買収で設備網を広げる方針を続ける。得た利益の多くを出資者への分配に回し、手厚い還元を重視する運営だ。
収入の大きな部分を親会社マラソン・ペトロリアムとの契約に頼っており、その原油処理量や財務状況がそのまま業績に跳ね返る。買収した設備を計画どおり稼働に乗せられるかと、天然ガスや天然ガス液の産出が活発かどうかも、分配の原資を左右する。
この会社をどう読むか
MPLXという名前は聞き慣れなくても、親会社マラソン・ペトロリアムの原油や天然ガスを集めて運ぶ設備の持ち主だと分かれば、姿はつかみやすい。株ではなく持分ユニットとして上場しており、運んだ量と最低数量の取り決めから安定した収入が入る。
近年はノースウィンド・ミッドストリームやBANGLの買収で、天然ガス液を扱う設備網を広げてきた。それでも収入の大半は親会社との契約から来ており、持分ユニットという形態は非課税口座で持つときの税の扱いも普通株と異なる。
バランスシート (要約)
開示から読める範囲では並の水準
- 現金・現金同等物$2.1B
- 他の流動資産$1.9B
- 固定資産$39B
- 流動負債$3.2B
- 長期借入金$24.2B
- 短期借入金$1.5B
この判定で見た指標: 流動比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $13B
- 売上成長率
- 8.9%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 45.7%
- 純利益率
- —
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $5.9B
- フリーCF
- $4.1B
- 営業CFマージン
- 45.5%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- —
- 配当性向
- —
MPLX の掲示板
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