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Marker Therapeutics主流の細胞療法が遺伝子を書き換えて標的を一つ持たせるのに対し、こちらは血液にもとからいるT細胞を選んで増やすだけで仕立てる。MT-601が狙う目印は六つあり、神経系の重い副作用も今のところ報告されていない。
承認薬はなく、日々の売上はない。研究の元手は増資に加え、2024年にテキサス州のがん研究機関から得た$9.5Mと、国立衛生研究所の$2Mの助成金でも支えている。
収入のない開発段階が続く限り、増資のたびに株式は薄まる。遺伝子を書き換える細胞療法はすでに実用化されており、そこと比べて明確な差を出せなければ、資金のほうが先に尽きる。
候補を絞り、ベイラー医科大学から導入した技術の周りに開発を集めている。公的な助成金を取りにいくことで、増資だけに頼らずに膵臓がんの試験を進める形を作った。
患者ごとに血液からT細胞を選んで育てるため、製造の手順をぶれずに回せるかが土台になる。そのうえで、進行中の試験が効果と安全性を数字で示せるか、次の試験までの資金が続くかが問われる。
この会社をどう読むか
CAR-T細胞療法という言葉が知られるようになった分だけ、遺伝子を一切書き換えないMarker Therapeutics のやり方は地味に映る。
この会社が選ぶのは、患者の血液にもとからいて、がんを見分けられるT細胞だけだ。標的を一つに絞ればがん側は目印を隠して逃げられるが、六つ同時に狙えばその手は使いにくい。承認薬を持たない開発段階なので、試験の結果が出るたびに評価は大きく振れる。
バランスシート (要約)
資産 $19M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $17M(88%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$16M
- 他の流動資産$3M
- 流動負債$2M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $4M
- 売上成長率
- −46.2%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −363.5%
- 純利益率
- −343.0%
- ROE
- −72.4%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$12M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- −338.7%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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