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Midland States Bancorp融資単一事業の同規模行と違い、144年続く銀行の看板と信託・運用の手数料収入を併せ持つ。支店網はイリノイからミズーリへ、買収を重ねて広げてきた。
イリノイ州エフィンガムの本社を中心に支店で預金を集め、地域の企業や個人、商業用不動産へ貸して利ざやを得る。あわせて富裕層向けの信託・運用も手がけ、受託資産は$4.48Bある。
提携先のフィンテック経由で組んだ消費者ローンから2023年に手を引き、その残高の売却を続けてきた経緯がある。商業用不動産への貸出比率も高く、その市況が沈むと傷みが表に出やすい。
窓口を通さない外部提携の与信からは距離を置き、自前で顔の見える貸出へ寄せ直す舵取りが続く。店舗網の拡大も、買収の機会を選ぶ慎重な速度に落としている。
金利の動きは利ざやと保有債券の評価を同時に押し、地域の景気は融資の焦げ付き率を押す。中西部の一帯という商圏の狭さが、この2つの圧力を薄める余地を小さくしている。
この会社をどう読むか
Midland States Bankがイリノイ州エフィンガムで営業を始めたのは1881年で、銀行としては144年の歴史がある。今も商圏はイリノイとミズーリに収まるが、稼ぎ方は預金と融資の利ざやだけではない。富裕層向けの信託・運用で$4.48Bを預かり、手数料収入が利ざやの隣に並んでいる。
厚みのある収益構成の裏には、外に出したときの失敗もある。GreenSkyやLendingPointといった提携先を通じて組んでいた消費者ローンは2023年に新規を止め、残高は売却で外に出してきた。自分の窓口で顔の見える相手に貸すのと、他社の仕組みに乗って広く貸すのとでは、傷み方がまるで違うことを示した一件だ。
バランスシート (要約)
資産 $6.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $565M(9%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 現金・現金同等物$128M
- 短期借入金$60M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −22.0%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $126M
- フリーCF
- $120M
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $28M
- 配当性向
- —
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