MUSA
Murphy USA大手量販店の集客力に相乗りした立地と、徹底した低コスト運営で安いガソリンを売れる点が強み。薄利のガソリンを入り口に、利益率の高い売店商品で稼ぐ仕組みを磨いてきた。低価格を強みに景気が悪い時こそ客を取り込め、効率的な小型店舗を着実に増やしてきた立ち位置にいる。
ガソリンの小売と、併設する売店での飲料・たばこ・菓子などの販売が収益の柱。大手量販店の近くに低価格のスタンドを構え、安いガソリンで客を呼び込む。ガソリン自体の利幅は薄いが、給油に来た客が売店で利益率の高い商品を買う。安いガソリンを集客の入り口にし、売店の販売益で稼ぐ構造になっている。
ガソリンの小売マージンが縮むと、薄利の燃料事業の採算が悪化する。電気自動車の普及が進むと、長期ではガソリン需要が細る懸念がある。たばこなど売店の主力商品の規制や需要変化、原油価格の急変、競合スタンドとの価格競争も、収益の重しになりうる。燃料マージンの変動に業績が振られる。
配当と自社株買いで株主に還元しつつ、低コスト運営の徹底と、売店事業の強化、出店の拡大に力を入れる経営。安いガソリンで集客し売店で稼ぐ仕組みを土台に、燃料マージンの変動を売店の販売益で和らげ、効率的な店舗を増やして着実に稼ぐ方針が特徴になっている。
ガソリンの販売量と、売店の売上、ガソリンの小売マージンに依存する。安い価格で給油客を集められるか、来店客に売店で利益率の高い商品を買ってもらえるか、ガソリンの仕入れと小売の差(マージン)を確保できるか、そして出店を着実に進められるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $4.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $624M(13%)。
支払い余力は厚い。営業利益は支払利息の6.5倍、借金は本業の稼ぎの約2.2年分
- 現金・現金同等物$29M
- 他の流動資産$719M
- 固定資産$4B
- 流動負債$929M
- 長期借入金$2.2B
- 短期借入金$19M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・負債/EBITDA (借金が本業の稼ぎの何年分か)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $19.4B
- 売上成長率
- −4.2%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 3.7%
- 純利益率
- 2.4%
- ROE
- 75.5%
- ROIC
- 20.2%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $814M
- フリーCF
- $374M
- 営業CFマージン
- 4.2%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $42M
- 配当性向
- 8.8%
MUSA の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…