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Magnachip Semiconductor設計に特化する同業が製造を外部へ出すなかで、韓国の生産現場は手元に残した。2020年に受託生産の事業は売ったものの、量産のノウハウ自体は手放していない。
電力を効率よく扱う電力半導体を設計し、家電や産業機器、自動車のメーカーへ売る。かつての柱だった画面制御の表示半導体からは撤退を進めており、収益源をひとつに絞り込む途中にある。
表示半導体を切り離した分、電力に賭けた読みが外れたときの逃げ場がない。撤退の途中は売上が目減りする局面で、電力側の伸びが追いつかなければ空白の時期が長引く。
足し算ではなく引き算で形を決めてきた。受託生産を売り、表示半導体から降り、残った電力半導体へ人と設備を寄せる方向で動いている。
電力半導体の需要サイクルと、韓国での製造コストに縛られる。従業員711人のうち411人が製造に就き、その大半がいる韓国子会社では約64%が2つの労働組合に属するため、賃金交渉の行方が原価に直結する。
この会社をどう読むか
Magnachip Semiconductorは、2004年に韓国のHynix Semiconductorから分かれて生まれた。以来この会社がしてきたのは、事業を足すことよりも減らすことだった。
2020年に受託生産の事業を売り、いまは画面制御の表示半導体からも撤退して、電力半導体の専業になろうとしている。それでも従業員711人のうち411人は製造の現場にいて、韓国の工場は手放していない。設計だけの会社になる道は選んでいない。
バランスシート (要約)
資産 $352M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $248M(71%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約2年分
- 現金・現金同等物$104M
- 他の流動資産$73M
- 固定資産$175M
- 流動負債$43M
- 長期借入金$45M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $179M
- 売上成長率
- −8.9%
- 粗利率
- 17.6%
- 営業利益率
- −20.0%
- 純利益率
- −16.6%
- ROE
- −12.0%
- ROIC
- −9.7%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$24M
- フリーCF
- −$54M
- 営業CFマージン
- −13.5%
- 現金ランウェイ
- 約2年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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