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Northern Dynasty Minerals埋蔵する銅と金の規模は世界でも屈指とされる。ところがその大きさゆえに漁業や環境への影響を懸念する声も強く、規模そのものが開発の重荷に転じている。
鉱山からの収入はない。過去にはアングロ・アメリカンやファースト・クァンタムといった大手が開発費を分担する話も進んだが、いずれも合意に至らず離れていった。近年は将来産出する金と銀の一部を先に売る契約で、当座の資金をつないでいる。
2020年に一度許可を拒まれ、2023年の不服審査では主張の一部が認められて差し戻されたが、2024年に改めて拒否された。EPAが水質浄化法にもとづき事実上の拒否権を行使しており、決着は司法の場に移って長引く。収入のないまま増資を重ねた結果、株式の希薄化も進んだ。
経営資源の多くは、掘る準備ではなく不服申し立てと訴訟、そして提携先探しに割かれる。手元の資金は増資でつなぐ。
米国陸軍工兵隊とEPAによる許認可の行方に、価値のほぼすべてが懸かる。開発費を肩代わりできる資金力のある提携先を見つけられるかも、同じくらい重い。
この会社をどう読むか
Northern Dynasty Mineralsは1983年にカナダで設立された鉱山会社だが、いまだに金属を一つも売ったことがない。アラスカのペブル鉱床は2001年から2006年にかけてテック・リソーシズから取得したもので、以来、権益を100%抱えたまま採掘に入れずにいる。
アングロ・アメリカンは2007年から2013年にかけて$573Mを投じて調査を進めた末に撤退し、2018年にはファースト・クァンタムとの交渉も物別れに終わった。会社の値打ちは地下の銅と金の量ではなく、掘る許可が最終的に下りるかどうかで決まる。埋蔵量の大きさが、皮肉にも懸念を強める理由になっている。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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