NAUT
Nautilus Biotechnology既存の手法は、たんぱく質を広く浅く見るか狭く深く見るかの二択を迫る。Nautilusは両方を同時に、しかも実験を繰り返しても同じ結果が出る再現性つきで測ることを狙う。
収入はまだゼロで、装置を仕上げる途中にいる。完成すれば研究機関や製薬会社に装置を売り、消耗品や保守で継続的に受け取る形を見込むが、その段階には届いていない。
製品がまだ存在しないので、性能の実証で行き詰まれば計画ごと止まる。2025年10月にナスダックの上位市場から下位のキャピタル・マーケットへ上場先を移しており、余裕のなさはすでに表に出ている。
装置の完成という一点に開発費を集中させ、それ以外を切り詰める。手元資金の残りと実証のめどを見比べながら走っている段階にある。
装置Voyagerを実際に動く形へ仕上げられるかが第一、それまで資金が持つかが第二になる。上場時に集めた資金を使い切る前に、研究者が使いたくなる性能を見せられるかが焦点になる。
この会社をどう読むか
Nautilus Biotechnology は2021年に上場したが、5年たったいまも売る物がない。
狙うのは、遺伝子ではなくたんぱく質そのものを種類も量も丸ごと読む新方式「Iterative Mapping」だ。人の基本のたんぱく質は約2万種だが、そこから枝分かれした型は数百万に上るとされ、これを広くも深くも一度に読もうという賭けになる。2025年10月には上場先をナスダックの下位市場へ移しており、装置が形になるまで資金が保つかが最大の関心事だ。
バランスシート (要約)
資産 $191M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $157M(82%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$12M
- 他の流動資産$94M
- 固定資産$85M
- 流動負債$8M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −37.6%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$51M
- フリーCF
- −$52M
- 営業CFマージン
- —
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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