財務データが揃わず、性格の分類はしていない

何でも扱う汎用の巨大クラウドではなく、人工知能の計算に的を絞り、データセンターの土台部分まで自社設計している点が際立つ。自動運転を開発するAvride、技術者の学び直しを担うTripleTenといった別ブランドの事業や、他社の株式も抱える寄り合い所帯でもある。
計算用の半導体を大量に積んだ施設を建て、その計算力を人工知能を開発する企業に貸し出して稼ぐ。土地の取得から電力の確保、建屋の設計まで自前で手がけ、フィンランドの拠点ではサーバーの排熱を近隣の暖房に回す仕組みも組み込んでいる。
施設の建設に先行して巨額の資金を投じる構えのため、人工知能への投資熱が冷めれば、建てた設備が余る危うさを抱える。計算用の半導体は高価ですぐ世代交代するため、調達と入れ替えの負担も続く。かつてロシアの検索会社の海外資産だった出自ゆえの評価の振れも残る。
株主への還元には手を付けず、稼いだお金も外部から調達した資金も、データセンターの建設に注ぎ込む。大手の顧客と長期の契約を結んでから施設を建てる順番を守り、電力を確保できる土地を選んで拠点を増やしている。
人工知能への投資が伸び続けるかどうかと、契約した規模の施設を計画どおりに建てて動かせるかに強く依存する。電力の確保や半導体メーカーとの関係も、供給できる計算力の量を左右する。
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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