NCDL
Nuveen Churchill Direct Lending市場で売られている債券を買うのではなく、案件を自分たちで組成して抱え込む形をとる。運用の判断はChurchillの投資委員会が担い、上場後も外部運用のままで動いている。
EBITDAが$10M〜$100Mの米国中堅企業へ、担保付きで弁済順位の高いローンを直接組成し、利息を受け取る。BDCとして税制の優遇を受ける代わりに、利益のほとんどを分配へ回す。
景気が落ちて借り手のEBITDAが崩れれば、弁済順位が高くても焦げ付きは出る。上場後の5四半期に付いていた報酬の優遇が2025年3月期で切れ、運用会社への支払いが満額に戻った点も効いてくる。
2024年1月にニューヨーク証券取引所へ上場し、$99.3Mの資金を得て運用を積み上げてきた。基本報酬は当初0.75%に抑えられていたが、いまは平均総資産の1.00%が満額でかかる。
借り手企業の業績と信用、そして金利の水準で分配の原資が決まる。案件の発掘と審査はChurchillに委ねており、その母体は中堅企業向け私募クレジットに$34B超のコミット済み資本を持つ。
この会社をどう読むか
Nuveen Churchill Direct Lendingは、米国の中堅企業へ銀行の代わりに貸すために作られた器だ。運用は教員年金TIAAの傘下にあるChurchillが担う。
貸出先はEBITDAが$10M〜$100Mの企業で、プライベートエクイティが出資した案件に、担保付きで弁済順位の高いローンを組む。2024年1月の上場から5四半期の報酬の優遇はすでに切れており、分配の厚みが満額の報酬に耐えられるかが次の見どころになる。
バランスシート (要約)
資産 $2.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $875M(43%)。
自己資本比率は同業の中央値を上回る
- 現金・現金同等物$9M
- 長期借入金$1.1B
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 7.5%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $194M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- $102M
- 配当性向
- 155.8%
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