NCNA
NuCana未知の化合物を探すのではなく、効き目が確かめられた薬の弱点だけを置き換える。的の絞り方が、探索から始める創薬企業とは根本から違う。
ProTideと呼ぶ化学修飾で、抗がん剤が体内で働きにくくなる原因の部分を作り替える。承認された薬はまだ一つもなく、当面の運転資金は増資と提携金でまかなっている。
2025年12月期の純損失は£29.4M、累積の欠損は£252.3Mまで積み上がった。臨床の中間データが振るわなければ、増資に頼る資金繰りごと立ち行かなくなる。
製造設備も販売網も持たず、2本の候補の臨床を進めることだけに資金を集中させている。承認が見えた段階で製薬大手へ導出する、小さな開発専業の形を崩していない。
固形がん向けのNUC-7738と、大腸がん薬を土台にしたNUC-3373という2本の臨床結果に事業のほぼ全てが乗る。ProTideの特許はCardiff ProTides社からのライセンスで、この契約の維持も欠かせない。
この会社をどう読むか
NuCanaがやっているのは、新しい薬の種を探す仕事ではない。すでに患者に使われている抗がん剤を持ってきて、体内で効き目が落ちる原因になる部分だけを、ProTideという化学の手で作り替える。
主力のNUC-7738は単剤に加えペムブロリズマブとの併用でも試験中で、NUC-3373も同薬やドセタキセルとの組み合わせで評価されてきた。承認薬が一つもない状態で£252.3Mの欠損を抱えるため、株価は臨床データの発表ごとに大きく振れる。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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