NEPH
Nephros家庭用の浄水器とは孔の桁が違う医療用フィルターに絞り込み、装置販売より消耗品の継続収入を主にしている点が、他の水処理機器メーカーと異なる。
0.1ミクロンで細菌を、0.005ミクロンでウイルスや内毒素までこし取るフィルターを作り、FDAの510(k)を通ったクラスII医療機器として売る。装置を入れた病院がフィルターを定期的に買い替えることで、収入が積み上がる。
装置の新規導入は病院の設備投資予算次第で波があり、景気後退期には先送りされやすい。フィルター交換の繰り返し収入があるとはいえ規模がまだ小さく、研究開発費が利益を圧迫しやすい。
開発費はPFAS除去のような新しい水質課題へ向かい、販売は代理店網に任せて自社の営業人員を増やさない。小さな組織のまま守備範囲を広げる型だ。
病院や施設がろ過装置をどれだけ導入するかと、導入後にフィルターの買い替えが続くかどうか。レジオネラ症対策や水質規制の強化が追い風になる一方、施設側の予算の付き方に左右される。
この会社をどう読むか
Nephrosが売っているのは浄水器というより、レジオネラ菌や内毒素まで捕らえる、孔の大きさが0.005ミクロンという極小フィルターだ。FDAのクラスII医療機器として認証を受け、病院の水道や透析施設という、水質が命にかかわる現場に入り込んでいる。
装置そのものの販売額は小さいが、いったん入れば消耗品としてのフィルター交換が続き、細く長い収入に変わっていく。ここに最近投入したPFAS除去の製品が加わり、水質をめぐる規制が厳しくなるたびに商機が広がる仕掛けだ。
バランスシート (要約)
資産 $14M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $10M(75%)。
開示から読める範囲では借金は軽い
- 現金・現金同等物$5M
- 他の流動資産$6M
- 固定資産$2M
- 流動負債$3M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $19M
- 売上成長率
- 32.7%
- 粗利率
- 61.9%
- 営業利益率
- 6.1%
- 純利益率
- 6.4%
- ROE
- 11.7%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $2M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- 8.8%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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