まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
同じ遺伝子治療でも、多くの会社は届けた遺伝子がどれだけ働くかを制御できない。Neurogeneは微小RNAを使った回路(EXACT)で発現量を後から加減でき、量が効きすぎることの多い脳の治療でそこが効いてくる。
まだ薬を売っておらず、収益は無い。開発中の主力候補NGN-401は、レット症候群の患者の脳へ一度だけ遺伝子を届ける手術で投与する。薬は自社のヒューストンの工場で作り、承認を視野に入れた登録試験Emboldenを進めている段階にある。
遺伝子を脳に直接届ける手術は前例が少なく、狙った効果が出ない、あるいは想定外の副作用が出る危うさがある。レット症候群自体が患者数の少ない病気のため、承認されても市場は大きくない。開発費は増資でまかなっており、試験が長引くほど株式の希薄化が進む。
薬の製造をヒューストンの自社工場で抱え込み、品質と日程の管理を外部に預けない構えをとる。手元の資金は主力候補ひとつの試験に集中して投じており、株主への還元は当面ない。
主要試験Emboldenの結果と当局の審査、そして開発を支える資金の3つに事業の行方がかかる。試験は参加者の組み入れを終え、2026年4〜6月期に投与を完了する計画で、その結果次第で会社の値段は大きく動く。
資産 $289M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $265M(92%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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