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野村證券 渋谷支店(東京・渋谷)。赤地に白の「NOMURA」看板と金文字の「野村證券 渋谷支店」が出入口に掲げられている。
強み
生え抜きで組織を固める国内の同業と違い、危機や再編の局面で海外の事業を丸ごと買い、人ごと取り込んで大きくなってきた。
成長ドライバー
個人向けの売買仲介、法人向けのM&Aや資金調達の助言、そして資産運用の三本立て。手数料、助言報酬、運用報酬と、性格の違う収入を組み合わせている。
リスク
相場が急変すると自己勘定の取引が損失に転じ、過去には海外拠点で巨額の損失も出している。海外事業は長く採算が安定せず、買収した運用会社の統合が滞れば期待した相乗効果は絵に描いた餅になる。
経営の癖
足りない機能は自前で育てるより買って埋める。2008年にはリーマン・ブラザーズのアジア太平洋・欧州・中東事業、2025年12月には米欧の資産運用事業を2888億円で取り込んだ。
読みの軸
相場が活況で、企業のM&Aや資金調達が動いている期間ほど収入は伸びる。買い取った運用事業を自社の看板の下で回せるかどうかも、これからの稼ぐ力を決める。
この会社をどう読むか
野村の出発点は1925年、大阪野村銀行の証券部門が切り離されて別会社になったところにある。1927年にはニューヨークに事務所を開いており、海外志向は創業直後からの性格だ。
本社は東京、米国ではADRとして売買される。個人の売買手数料という安定した土台の上に、危機のたびに買い取った海外事業を積み上げていくのが、この会社の成長のしかたになっている。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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