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ノキア・ベル研究所(米ニュージャージー州マレーヒル)の入口サイン。奥に見える緑の四角錐屋根が同研究所の本館で、ノキアの研究開発の中枢を担う。
ノキア・ベル研究所(米ニュージャージー州マレーヒル)の入口サイン。奥に見える緑の四角錐屋根が同研究所の本館で、ノキアの研究開発の中枢を担う。
強み

端末を売る会社から通信網を支える機器の会社へと軸足を移し、いまは基地局から中核の装置までを幅広く手がける数少ない供給者の一社になっている。積み上げてきた特許を権利料に変える収入源を持つ点も、機器だけを売る会社とは違う。

成長ドライバー

携帯電話の電波を飛ばす基地局や、それらをつなぐ通信網の装置を、世界の通信会社に売って稼ぐ。あわせて、長年積み上げてきた通信関連の特許を他社に使わせる対価として、権利料も受け取っている。

リスク

通信会社の設備投資には波があり、大きな入れ替えの時期が過ぎると機器の需要は鈍る。通信機器は世界の大手数社と中国勢がひしめく競争の激しい分野で、値下げの圧力が常につきまとう。研究開発に絶えず資金がかかる点も、身軽さを削る。

経営の癖

株主には配当で報いる一方、資金と人の大半は通信網向け機器の開発と、保有する特許の維持や交渉に振り向けられている。

読みの軸

世界の通信会社が次世代の通信網にどれだけ投資するかと、その設備の受注をどれだけ取れるかに業績が左右される。競合との価格競争のなかで、利幅をどこまで守れるかも成績を分ける。

この会社をどう読むか

Nokia と聞くと、いまも携帯電話を作る会社だと思う人が多いかもしれないが、その事業はとうに手放している。いま同社が向き合っているのは、通信会社が使う基地局や、通信網の中核をなす装置だ。

扱う相手が一般の消費者から通信会社に変わったことで、稼ぎ方の性格も変わった。相手が数の限られた大口の顧客になり、その設備投資の波にそのまま乗り降りする形になった。次世代の通信網への投資が一巡すれば、受注も業績の伸びも鈍る。

財務データ

この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。

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文・sodate 編集部最終更新 出典: SEC EDGAR — Nokia の提出書類
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