
NRXS
Neuraxis薬を使わず、体を傷つけない電気刺激で子どもの腹の痛みを和らげる点で、既存の薬による治療とは手段が異なる。2025年5月の小児消化器の学会指針では、推奨される唯一の承認済み治療として名前が挙がった。
耳の周りの神経を弱い電気で刺激し、子どもの腹の痛みを薬なしで和らげる機器IB-Stimの販売が主な収入源だ。2025年12月には米国政府向けの調達契約も得たが、まだ売上の規模は小さい。
2019年に機器として承認されても請求に使えるコードがなく、医師が使いたくても見送られてきた歴史がある。コードがついても点数が低ければ普及は進まないし、子どもの腹の不調には薬という代替の選択肢も残る。
診療報酬コードの定着と保険の適用拡大に人手を割いている。2025年7月にはマシモ社へ貸していたオピオイド離脱症状向け機器のライセンスを解消し、商標と特許出願を自社に戻した。
使うかどうかを決めるのは小児科医だが、その判断は保険が下りるかどうかに長く縛られてきた。2026年1月から専用の診療報酬コードが動き出すため、そこから処方が実際に増えるかが分かれ目になる。
この会社をどう読むか
Neuraxisは技術よりも「保険が通るまでの時間」で語れる会社だ。主力のIB-Stimは、耳の周りの神経を弱い電気で刺激して子どもの腹の痛みを和らげる機器で、2019年には米国で承認されている。
ところが医師が診療報酬を請求できる専用のコードが動き出すのは2026年1月で、承認から7年近く空いた。2025年5月には小児消化器の学会指針に推奨される唯一の承認済み治療として挙がり、同年12月には米国政府向けの調達契約も得ている。ここから処方が実際に増えるかどうかが、この会社の分かれ目になる。
バランスシート (要約)
資産 $6M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $3M(53%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
- 現金・現金同等物$5M
- 他の流動資産$768K
- 固定資産$671K
- 流動負債$3M
- 短期借入金$148K
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $4M
- 売上成長率
- 32.9%
- 粗利率
- 84.2%
- 営業利益率
- −219.4%
- 純利益率
- −218.5%
- ROE
- −229.5%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$6M
- フリーCF
- −$6M
- 営業CFマージン
- −180.2%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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