まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
血管を支える筒を細かい網で覆い、はがれた塊が脳へ飛ぶのを防ぐ独自の工夫が最大の特徴。網のない従来の筒とは、守りの仕組みが違う。首の血管を守る網付きの筒の会社の立ち位置にいる。
血管を守る筒の販売が事業の柱。首の血管が詰まると、脳への血が滞り、卒中の危険が高まる。これを広げる治療では、血管の内側にたまった塊がはがれ、脳へ飛んでしまう危険がある。この会社は、血管を内側から広げて支える筒を、細かい網で覆い、はがれた塊が飛ぶのを防ぐ仕組みを作る。病院や血管の治療を担う医師へ売り、治療のたびに使われることで収入を得る。網で覆う独自の工夫を武器に、導入を増やそうとしている。
首の血管の治療には、網のない従来の筒や、首を切り開く手術といった定評のある手立てがあり、それとの競争にさらされる弱点を抱える。新しい筒が医師に受け入れられるまでに時間がかかる。安全に関わる埋め込みの機器のため、不具合は重い責任を招く。承認の手続きに時間と費用がかかる。研究や販売の費用がかさみ、赤字が続く。資金を増資で賄うため、株式の希薄化が続く。普及には時間がかかる。
配当を出さず、筒の改良と病院への採用、承認の取得に資金を向ける経営。機器の開発と、各国の承認の取得、血管の治療を担う医師への売り込みを進める。首の血管を守る筒の普及が、運営の中核になっている。
病院での採用と、当局の承認、そして治療の件数に依存する。血管の治療を担う医師が網付きの筒をどれだけ使うか、各国の当局が承認するか、首の血管の治療の件数が増えるかが、行方を左右する大きな前提になる。
資産 $69M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $55M(80%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
読み込み中…