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Nova Minerals金一本で勝負する探鉱会社が多いなか、同じ鉱区の表土からアンチモンが出てきた。中国依存からの脱却が国策になっている金属で、政策の追い風を受けられる余地がある。
収入はまだ立っていない。アラスカのティンティナ金鉱帯にあるEstelle鉱区を85%持ち、4つの鉱床で合計517万オンスの金資源量を公式基準で確定させた。この評価を裏付けに増資を重ねて開発費を賄っている。
探鉱と評価の段階が長引くほど、増資による株式の希薄化が進む。資源量が確定していても採算が合うとは限らず、アラスカの気候と輸送距離が建設費を押し上げやすい。
オーストラリア証券取引所とナスダックの二重上場を保ち、公開増資で開発資金を継ぎ足していく。株主への還元より先に、まず鉱山を動かす段階にある。
金とアンチモンの相場、そして増資に応じる投資家の意欲で開発の速度が決まる。米国防総省への補助金申請が通るかどうかも、アンチモン側の進み方を左右する。
この会社をどう読むか
Nova Mineralsには売上がない。1987年からオーストラリア証券取引所に上場する古参だが、いまの仕事は地面の下に何があるかを証明することだ。2017年にアラスカのEstelle鉱区へ乗り出してから、その一点に資源を注いできた。
確定しているのは、4つの鉱床に合わせて517万オンスの金があるという評価であって、掘って売った実績ではない。近ごろ材料になっているのは金より、同じ鉱区の表土から見つかったアンチモンのほうだ。ミサイルや難燃材に使うこの金属は、中国が供給の大半を握る。同社は米国防総省に補助金を申請しており、その可否がアンチモン側の速度を決める。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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