NXGL
NEXGEL化学的な架橋剤を使わず電子線で固めるため、肌当たりが柔らかいと自社は説明する。この方式で高性能なハイドロゲルを量産できる工場は世界に二つしかないとされ、200種類を超える有効成分の組み合わせを扱ってきた実績もある。
傷の手当てや診断、経皮吸収の薬、化粧品に使うハイドロゲルのシートを電子線で固めて作る。他社に原反のまま卸す受託製造が土台にあり、そこにMedagelや買収したSilly Georgeといった自社ブランド品の直販、顧客仕様の白ラベル品が加わる。
特定の受託先への依存が高いと、その相手が発注を減らすだけで売上が揺れる。化粧品や医療の分野には同じハイドロゲルを扱う競合もおり、価格の競争は避けられない。2024年5月に加えた美容ブランドのSilly Georgeのように、買収による事業の積み増しは統合の手間と資金の両方を求める。
自社ブランドの買収による積み増しと、受託製造や白ラベルという法人向けの商売を並行して進める。空いた生産能力をどう埋めるかが、当面の経営課題として続く。
受託先からどれだけ注文を取れるかと、自社ブランド品が店頭やネットで売れるかにかかる。13,500平方フィートの工場は稼働率が15〜20%にとどまり、当面はその低さがそのままコストの重さになる。
この会社をどう読むか
NEXGELは、ばんそうこうのような地味な製品を作る会社に見えて、実は工場のほとんどが遊んでいる。
13,500平方フィートの工場は稼働率が15〜20%で、フル稼働なら年間14億平方インチ分のゲルを作れる余力を抱える。化学的な架橋剤を使わない分、肌当たりが柔らかいのが売りだ。それでも、その余力を埋めるだけの需要はまだつかめていない。
バランスシート (要約)
資産 $10M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $4M(43%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
- 現金・現金同等物$317K
- 他の流動資産$4M
- 固定資産$6M
- 流動負債$3M
- 長期借入金$588K
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $11M
- 売上成長率
- 31.5%
- 粗利率
- 39.5%
- 営業利益率
- −29.3%
- 純利益率
- −26.3%
- ROE
- −67.3%
- ROIC
- −52.5%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$1M
- フリーCF
- −$1M
- 営業CFマージン
- −11.5%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
NXGL の掲示板
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