OBAI
Our Bond通報を受けてから駆けつける従来の防犯と違い、人工知能が異常の兆しを先に検知し、人の担当者が能動的に連絡を取る。機械の検知と人間の対応を組み合わせている点が、アプリ単体の見守りサービスと分かれる。
Bondアプリを通じて14種類の防犯サービスを提供し、利用者からの課金が収入になる。個人の会員は数千人、従業員向けに契約した法人は40社あまりで、法人経由の広がりを本命とみている。
利用者を集める広告費と、24時間だれかが待機している司令室の人件費が同時にのしかかる。しかも危険が起きなかった日ほどサービスの効き目は見えず、解約を思いとどまらせる材料が手元に残らない。
創業者のDoron Kempel氏が2017年に技術者を集めて着手し、2019年初めまでに約$42Mを集めて司令室の体制まで作り上げた。広告で人数を追うより、通報に平均4秒で応じる運用の質を保つほうに手をかけている。
利用者数をどれだけ積み上げ、実際の課金に結びつけられるかにかかっている。24時間体制の司令室と担当者を維持する人件費を、増える利用者からの課金がどこまでまかなえるかも収支を左右する。
この会社をどう読むか
Bondを使っているのは数千人の個人と、従業員の安全対策として契約した40社あまりの法人で、売っているのは危険が起きる前に気づく仕組みだ。
アプリが持ち主のふるまいや位置から異常の兆しを拾うと、世界各地の司令室に詰めた担当者が本人に連絡を取り、状況を確かめて必要なら助けを呼ぶ。機械の検知と人の判断を組み合わせる分、利用者が増えれば司令室の人手も増える。課金する利用者の数が司令室の費用を追い越すまで、この仕組みは事業として自立しない。
バランスシート (要約)
資産 $3M を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。本業から入る現金もマイナスで、増資や資金繰りに注意
- 現金・現金同等物$599K
- 他の流動資産$2M
- 固定資産$86K
- 流動負債$8M
- 長期借入金$6M
- 短期借入金$2M
この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・FCF/有利子負債 (自由に使える現金で借金の何割を1年で返せるか)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $10M
- 売上成長率
- 2.4%
- 粗利率
- 5.7%
- 営業利益率
- −92.8%
- 純利益率
- −105.8%
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$7M
- フリーCF
- −$7M
- 営業CFマージン
- −69.4%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
- 配当総額(年間)
- $88K
- 配当性向
- —
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