財務データが揃わず、性格の分類はしていない
生産量が前年の7割ほどまで落ちるのを承知で主力の軽質油資産を手放し、重質油に絞り込む道を選んだ。規模の拡大を競う同業とは、身の縮め方そのものが違う。
カナダ西部アルバータ州を中心に自ら井戸を掘り、原油と天然ガス、天然ガス液を生産して市場価格で売る。2025年はピース川地域の重質油とウィルスデングリーン地域へ開発費を寄せ、水攻めの試験を持ち込んで既存の井戸から取り切る量を伸ばそうとしている。
相場が下がれば収入は直に細り、そこで設備投資を削ると生産量まで痩せるという逃げ場のない構図にある。操業地での紛争や輸送手段の詰まりで井戸を止めざるを得なくなることもあり、2024年にはピース川地域で一部の生産を停止した。
売却で得た資金は借入の組み替えと自社株買いに充て、2025年は買い戻せる上限の株数を使い切った。株主への還元は配当ではなく株数を減らす形で行い、一株あたりの取り分を厚くする。
手取りは原油と天然ガスの相場でほぼ決まる。カナダ産の重質油は米国の指標原油より安く買われるため、その値差がどこまで開くかで同じ生産量でも収入が変わる。掘削を絞れば翌年の産出量がそのまま落ちる関係にもある。
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
読み込み中…