OMEX
Odyssey Marine Exploration陸の鉱山ではなく水深数千メートルの海底に的を絞り、メキシコを相手取った仲裁では$37.1Mの支払いを命じる判断まで勝ち取った。資源会社というより、権利を法廷で守り抜く会社に近い。
掘り出した資源を売る段階にはまだ届いていない。船と機材と乗組員を他社や政府に貸し出す海洋サービスで細く食いつなぎながら、鉱床の権利の価値を高めて開発の許可や提携につなげようとしている。
2024年に採掘権を取り消され、2025年に行政裁判所がその取り消しを無効とするまで開発が止まった。同じ揺り戻しはいつでも起こりうるうえ、生産前で入ってくる現金は乏しい。
探査と権利の確保に資金を投じ、生産までの長い時間を法廷での戦いと並走させる。合弁の相手と組んで開発を進め、必要な資金はそのつど市場から調達してつなぐ。
メキシコ沖の採掘権が法的に確定するかどうかで、会社の値打ちがほぼ決まる。そこに、環境許可の取得と、生産に届くまでのつなぎ資金という二つの関門が重なる。
この会社をどう読むか
Odyssey Marine Exploration の主戦場は、この数年ずっと海の底ではなく法廷にあった。メキシコ沖のリン鉱石の採掘権を2024年に当局へ取り消され、2025年に行政裁判所がその取り消しを無効とする決定を出して、ようやく権利が戻った。
別の仲裁ではメキシコに$37.1Mの支払いを命じる判断も得ているが、相手側が取り消しを求めて争っており決着はついていない。資源を売る収入はまだなく、船と乗組員を貸す海洋サービスで食いつなぎながら、権利が現金に変わる日を待つ会社だ。
バランスシート (要約)
資産 $16M を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。本業から入る現金もマイナスで、増資や資金繰りに注意
- 現金・現金同等物$4M
- 他の流動資産$840K
- 固定資産$11M
- 流動負債$12M
- 長期借入金$4M
この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・FCF/有利子負債 (自由に使える現金で借金の何割を1年で返せるか)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $354K
- 売上成長率
- −54.0%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$9M
- フリーCF
- −$9M
- 営業CFマージン
- −2501.8%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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