
OPFI
OppFi申込者にまず年率36%未満の他社の借り換え先を探し、見つかればそちらへ送り出してから自社の融資に進む。高い金利で貸すことを隠さず、安い選択肢を先に見せる建て付けをとる。
提携する銀行を通じて、新規の借り手なら平均 $1,950 ほどの分割払いの融資を、平均11か月かけて返してもらう仕組みで利息を得る。申込みの93.7%を独自のモデルで自動判定し、集客と審査、回収の仕組みを提供する対価を銀行から受け取る。
景気が冷え込み雇用が崩れると、返済の元手である給料が細り貸し倒れが増える。高い金利の融資は規制や世論の風当たりが強く、州ごとの制度変更ひとつで前提が揺らぐ。
自動化した審査モデルの精度を磨きながら提携銀行を増やし、貸付の規模を広げてきた。創業から2025年末までの累計融資額は $8.6B を超え、借り手は160万人を上回る。
借り手は仕事も銀行口座も持ちながら銀行の審査には落ちる層で、その返済力と独自の審査モデルの精度が数字を決める。年率36%を超える貸し出しへの規制がどこまで及ぶかも、商売の形を変える。
この会社をどう読むか
OppFi は消費者金融に見えるが、自社の帳簿でお金を貸しているわけではない。融資そのものを出すのは提携する銀行で、OppFi が担うのは集客と審査、そして回収の仕組みだ。
それでも痛みは自社に返ってくる。信用の薄い層への高い金利の融資が収入の源である以上、雇用が崩れれば返済が滞る。州ごとの上限金利が見直されれば、商売の形そのものが変わる。
バランスシート (要約)
資産 $754M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $58M(8%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 現金・現金同等物$49M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 45.0%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $401M
- フリーCF
- $382M
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $6M
- 配当性向
- 24.4%
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