
OPY
Oppenheimer Holdings中堅の投資銀行と対面の証券会社を兼ねる構えで、値段より担当者との関係で選ばれる客層を相手にする。ニューヨークのほか英国、香港、イスラエルにも拠点を持つ。
924人の担当者が全米88の拠点で富裕層や経営者の資産を預かり、その残高は2025年末で$143.3Bになる。うち$55.2Bは手数料型の運用一任で、これに証券売買の手数料と、企業の資金調達を助ける投資銀行業務の報酬が加わる。
相場が崩れれば売買手数料も助言の報酬も同時に細る。腕のある担当者が他社に移れば、その人についていた顧客資産も一緒に出ていく。
人の頭数と預かり残高を守ることを最優先にし、そこに寄与しない部門は早めに畳む。2025年9月に閉鎖を決めた格安証券Freedomは、2026年1月に正式に登録を抹消した。
相場の活況度と預かり残高、そして企業の資金調達や合併の案件量で収入が動く。腕のある担当者をつなぎ留められるかどうかも、残高の維持に直結する。
この会社をどう読むか
Oppenheimer Holdingsの客は、資産を多く持つ個人や企業の経営者だ。全米88カ所の拠点に置いた924人の担当者が向き合い、2025年末で$143.3Bの顧客資産を預かる。
ネット証券の手数料競争には乗らず、かつて抱えていた格安証券のFreedomも2026年1月に登録を抹消して手を引いた。社名の由来は1881年まで遡るが、稼げない部門はためらわず畳む。
バランスシート (要約)
資産 $3.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $984M(26%)。
自己資本比率は同業の中央値を上回る
- 現金・現金同等物$38M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $1.6B
- 売上成長率
- 14.4%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 12.9%
- 純利益率
- 9.1%
- ROE
- 15.1%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $189M
- フリーCF
- $184M
- 営業CFマージン
- 11.5%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $8M
- 配当性向
- 5.1%
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