PAMT
PAM Transport荷を選ばず運ぶ総合運送ではなく、自動車部品のように毎回同じ経路を走る契約に絞り込んでいる。本拠のアーカンソー州トンティタウンは、トラックと架装の整備網が集まる土地だ。
自社のトラックと運転手で運ぶ分が売上の68%、他社の車両に手配する仲介が32%。荷主と結んだ専属の輸送契約を土台に、車両の稼働率を落とさず回すことで運賃を積む。
自動車の生産が落ちれば、主力の荷主群が運ぶ量をそのまま減らす。業界全体でトラックが余ると運賃が下がり、燃料と人件費の上昇が重なれば利幅は消える。国境の検査が滞る局面の打撃も、国内専業の同業より大きい。
2024年11月に持ち株会社としてネバダ州で登記し直し、長年名乗ったP.A.M. Transportation Servicesの看板を替えた。専属契約の積み増しと経費の管理で利幅を守る、地味な運営が続く。
自動車メーカーの生産計画がそのまま運ぶ量になり、国境の通関が滞れば売上の44%に響く。運転手をどれだけ確保できるかと燃料価格も、利幅の出方を毎期変える。
この会社をどう読むか
PAMTのトレーラーに載っているのは、家電でも食品でもなく、大半が自動車部品だ。決まった工場から決まった組立ラインへ、同じ経路を繰り返し走る契約の荷が中心にある。
本拠はトラック整備網の集まるアーカンソー州北西部で、売上の44%はメキシコかカナダに出入りする荷から生まれる。自動車の生産計画と国境の通関、この二つが止まると稼働率が即座に落ちる構造で、荷主を散らした総合運送より振れは大きい。
バランスシート (要約)
資産 $698M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $210M(30%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約2年分
- 現金・現金同等物$35M
- 他の流動資産$136M
- 固定資産$527M
- 流動負債$139M
- 長期借入金$268M
- 短期借入金$66M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $598M
- 売上成長率
- −16.3%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −10.7%
- 純利益率
- −8.8%
- ROE
- −25.0%
- ROIC
- −9.3%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $17M
- フリーCF
- −$23M
- 営業CFマージン
- 2.9%
- 現金ランウェイ
- 約2年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
PAMT の掲示板
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