まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
独自の製法で、より多くの細菌に対応し効果を高めた次世代ワクチンを開発する点が特徴。肺炎球菌ワクチンという世界的に需要の大きい市場を狙い、既存のワクチンを上回ることを目指す。初期の試験で有望な結果を示し、大型市場での競争に挑む。成功すれば大きく伸びうる、実用化前の成長段階にあるバイオの立ち位置にいる。
肺炎球菌など、細菌が引き起こす病気を防ぐワクチンの開発が中心で、まだ本格的な販売収益は出ていない。独自の製法で、より多くの種類の細菌に対応し、効果を高めた次世代のワクチンを目指す。承認されれば、世界的に需要の大きいワクチン市場で大型の販売を見込む。現段階は大規模な臨床試験を進める開発段階で、開発に資金を投じる構造になっている。
開発中のワクチンが臨床試験で期待した結果を示せないと、企業の価値が大きく崩れる。ワクチンは大手が強い分野で、先行する競合に対し優位を示せないと苦しい。開発中のワクチンへの依存が極めて高く、その失敗は致命的になりうる。試験の遅れや、開発資金を増資で賄うことによる株式の価値の希薄化も、リスクになる。
配当を出さず、調達した資金を次世代ワクチンの大規模な臨床試験と、製造体制の準備に集中投資する開発段階の経営。世界的に需要の大きいワクチン市場を狙い、独自の製法で既存品を上回ることを試験で示そうと開発を進め、承認にこぎ着けて大型の製品に育てようとする方針が特徴。
開発中のワクチンの臨床試験の成否に、ほぼすべてが依存する。大規模な臨床試験で、既存のワクチンを上回る効果と安全性を示せるか、承認を得られるか、製造体制を整えられるか、そして開発を支える資金を確保できるかが、業績を左右する大きな前提になる。試験結果が企業価値を決める。
資産 $3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.7B(89%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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