財務データが揃わず、性格の分類はしていない
一つの通販ブランドを世界共通で展開する競合と違い、国内向けと海外向けで別のブランドと別の仕組みを使い分けている。同じ会社の中に、すでに客のいる成熟市場向けの商売と、ゼロから客を集める海外向けの商売が同居している。
国内では、まとめ買いで値引きが増える仕組みを掲げたPinduoduoが幅広い出品者を集め、その手数料と広告料で稼ぐ。海外では、工場から直接消費者へ届けるTemuが利用者を広げ、同じく手数料と広告が収入源になっている。
中国本土でデータの扱いへの規制が強まれば、国内事業の運営コストが増す。安さで集めた客は他社がさらに安い値をつければ離れやすく、米国に上場する中国企業という立場も地政学の緊張にさらされる。
稼いだ現金を株主に配らず、その大半を海外事業の拡大に振り向ける再投資型の経営。国内で築いた出品者と物流の基盤を保ちながら、資源の多くを国外での陣取りに集中させている。
国内の消費が上向くかどうかと、海外の物流網や広告費の効率に左右される。米国をはじめ各国の関税や配送規制の変更は、海外事業の採算をそのまま揺らす。
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
読み込み中…