PDM
Piedmont Realty Trust建物の質を言葉ではなく認証の数で示す。2025年末で保有面積の約99%がBOMA360の認定を受け、83%がENERGY STARの評価、74%がLEEDの認証を持つ。
米国南部を中心にクラスAオフィスを保有し、投資適格級の企業や政府機関に貸して賃料を得る。1件あたりの平均面積は約14,000平方フィート、残存期間は平均6年で、単一のテナントが賃料の5%を超えないよう分散させている。
在宅勤務が定着して必要な床面積そのものが減れば、質の高いビルでも空室は出る。金利が上がると借り換えの費用が増え、保有ビルの評価額も下がる。
「おもてなし」を掲げる運営を看板にし、管理の質をテナント獲得の道具として使う。手元の資金は分配と、既存ビルの改修や設備の更新に配分する。
オフィス需要の戻り方と、契約更新の歩留まり、そして借入金利で収益が動く。過去5年の入居維持率は約65%で、抜けた区画を埋め戻す速さが稼働率をつくる。
この会社をどう読むか
Piedmontの資料でいちばん目を引くのは、稼働中の保有面積の約99%がBOMA360の認定を受けているという一点だ。この認定を持つビルを最も多く抱える全米十社に入る。
オフィスが借り手市場になった時代に、管理の質を第三者の認定という数で示せることは、賃料交渉より前に置ける材料になる。投資適格級の企業や政府機関を平均6年の契約でつなぎとめている顧客構成も、その積み重ねの結果だ。ただし在宅勤務で必要な床の量そのものが減る流れまでは、認証の数では止められない。
バランスシート (要約)
資産 $4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.5B(37%)。
同業の平均並みの水準。大きな不安はない
- 現金・現金同等物$731K
- 長期借入金$2.2B
この判定で見た指標: 自己資本比率・D/E。在庫や売掛を持たない賃貸業のため流動比率は判定に使わず、借入の重さは同業の D/E の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $565M
- 売上成長率
- −0.9%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- −14.8%
- ROE
- −5.6%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $141M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- 24.9%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- $31M
- 配当性向
- —
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