
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
遺伝子を精密に操作する独自の技術を持ち、有効な治療が乏しい希少な病気に的を絞る点が最大の強み。手を広げすぎた過去から、見込みの高い候補に絞り込んで現実的な承認を目指す方向へ転じた。多くの臨床バイオと異なり、承認に近づいた主力候補を持つ、遺伝子を使う治療に挑むバイオの立ち位置にいる。
遺伝子を精密に操作する独自の技術を使って、病気の治療薬を開発するのが事業の柱。狙うのは、ウイルスが原因で気道にいぼができる希少な病気や、特定のがんなど、有効な治療が乏しい領域。かつては多くの分野に手を広げたが、近年は見込みの高い候補に絞り込んだ。主力の候補で承認を得て、その販売を立ち上げる段階に近づく。承認薬の売上の立ち上がりと、続く候補の成果で、いずれ稼ぐ構造を描く。
主力候補の承認や売上の立ち上がりが遅れれば、期待した収益が得られず資金繰りが厳しくなる弱点を抱える。狙う病気の患者が限られ、市場が小さい。承認薬がほぼなく赤字が続き、増資で持ち分が薄まる。かつて多くの分野に手を広げて成果が乏しかった経緯もある。遺伝子を使う治療は技術や規制の不確実性も大きい。
配当を出さず、現金を主力候補の承認と販売の立ち上げに集中投下する経営。かつての手広い開発から、見込みの高い候補に資源を絞り込む方向へ転じた。独自の技術を生かしつつ、現実的な承認と黒字化を最優先に置き、資金繰りを保ちながら開発を進める方針が特徴になっている。
主力候補の承認と、売上の立ち上がり、資金繰りに依存する。希少な病気を狙う主力候補が承認を得て販売を立ち上げられるか、その売上が伸びて収益の柱に育つか、続く候補の開発が成果を出すか、そして黒字化までの赤字を資金調達で支えられるかが、株価を左右する大きな前提になる。
資産 $156M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $21M(13%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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