PHAR
Pharming Group臨床試験の段階で赤字を重ねる同業と違い、承認済みの薬を自前の販売網で売っている。ただし2025年の純利益は$2.5Mで前年は赤字と、黒字の幅はまだ薄い。
収入源は二つの薬だ。血管が腫れる発作を起こす遺伝性の病に使う点滴薬RUCONESTは、2010年に欧州、2014年に米国で承認された。免疫の働きが乱れるまれな病に使う経口薬Joenjaは、米国や英国、日本などで使える。
2025年、米国では血管の腫れを防ぐ新しい仕組みの薬が相次いで承認された。患者数がもともと少ない領域で選択肢が増えれば、RUCONESTの売上は着実に押される。
2025年にアブリバを買収し、まれなミトコンドリア病に効く開発中の薬を手に入れた。承認済みの薬で稼ぎながら、次の候補は買収で補うという二段構えを取る。
この二つの薬の売上を保てるかと、Joenjaを使える年齢層を広げられるかに懸かる。2025年に買収したアブリバから引き継いだ、まれなミトコンドリア病向けの開発品を承認まで運べるかも効いてくる。
この会社をどう読むか
患者数がごく少ない病に絞って薬を作る会社は、たいてい赤字のまま承認を待っている。Pharmingは違って、RUCONESTとJoenjaの二つを承認まで運び、2025年に通期の純利益をプラスに転じさせた。
患者が少ない代わりに代替薬がなく高い薬価を保ちやすい領域だが、2025年には米国で同じ病に効く新薬が相次いで承認された。買収で得たミトコンドリア病の開発品が次の柱になれるかどうかで、この会社の評価は変わる。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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