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Koninklijke Philips照明も家電も手放して医療に絞り込んだ、総合電機出身としては珍しい会社。配当を株式で受け取るか現金で受け取るかを株主が選べる。
画像診断や治療に使う機器、患者の容体を遠隔で見守る機器、家庭用の歯みがきやひげそりといった個人向け健康機器を、病院と家庭の双方に売る。機器本体の販売に加えて、保守やソフトウェアの更新といった繰り返しの収入も積み上がる。
睡眠時無呼吸用の呼吸器を大量回収した過去があり、いまも米国の同意命令のもとで品質の立て直しを続けている。同種の不具合が別の製品群で再発すれば、回収費用と信用の毀損が同時に来る。
CEOのロイ・ヤコブスは品質を最優先課題に掲げ、社内にBlue Heart Dayという安全啓発の日を新設して現場の意識づけを進める。配当は1株0.85ユーロで据え置く方針を示した。
各国の病院が設備投資の予算をどれだけ確保するか、そして規制当局の承認と査察を無事に通過できるかに左右される。米食品医薬品局は2025年初めに世界9拠点を査察し、うち3拠点での指摘が同年9月の警告状につながった。
この会社をどう読むか
Philipsは、かつて照明も家電も手がけた総合電機だったが、いまはそれらを売り払い、病院と家庭の健康機器だけが手元に残っている。画像診断、患者の見守り、個人向けのケア用品という三本柱が、絞り込んだあとの輪郭だ。
絞り込みは終わったが、品質の後始末は終わっていない。呼吸器の大規模回収という重い記憶が薄れないうちに2025年の査察でも警告状を受けており、投資家がまず確かめるべきはこの再建がどこまで進んだかになる。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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