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PLDTフィリピン全土に固定回線と携帯網を張ってきた蓄積の上に、ePLDTとVitroでデータセンターやAI向けの役務を積み増している。通信会社の顔だけでは説明しきれない会社になりつつある。
収入の中心は携帯電話と固定回線で、6,780万人の利用者からの通信料が土台になる。子会社のePLDTとVitroを通じて、企業向けにデータセンターやクラウド、サイバーセキュリティも売る。2025年12月期の連結売上高は$3.7B相当。
通信は次世代の網に絶えず投資が要る事業で、投資に見合う料金を取れなければ利益が薄まる。国内の通信会社どうしの競争は激しく、台風など災害の多い国ゆえ設備が傷む危険も抱える。
規制産業らしく安定配当を続けながら、5G基地局の展開とFTTHの延伸に投資を振り向ける経営。決済のMIHやKayanaといったデジタル事業への出資も並行して進める。
スマホでのデータ利用がどこまで伸びるかと、光ファイバー(FTTH)や5G基地局への設備投資が採算に見合うかに依存する。フィリピンペソの対ドル相場も、ドル建てで見た規模を動かす。
この会社をどう読むか
PLDTと聞いて浮かぶのはフィリピンの電話会社だが、いまの中身は携帯と固定の通信網の上にデータセンターとAI向けの役務を積み増した二階建てになっている。
6,780万人という利用者の厚みが土台にあり、そこへePLDTとVitroが企業向けのデータセンターやクラウドを乗せる。通信は基地局と光ファイバーに絶えず金を注ぐ商売なので、その投資に見合う料金を取れているかどうかが読みどころになる。国内の通信会社どうしの競争と、ペソ相場の振れがその答えを揺らす。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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