財務データが揃わず、性格の分類はしていない
30年以上、土木の下請け一本でやってきた会社が畑違いの製薬企業を丸ごと抱えようとする組み合わせ自体が異例。代金を現金でなく自社の新株でまかなう点も、ふつうの企業買収とは性格が違う。
いまの収入は、香港での地盤の造成、ボーリング調査、杭打ちといった基礎工事を下請けとして請け負う対価。総合建設会社の下について公共・民間の工事に入り、2026年3月期の売上は約$7.2M、取引先は12社だった。
年商$7Mの下請けが、$1B評価の臨床段階の製薬企業を新株1億株の発行だけで買おうとしている。承認が下りない、あるいは薬の開発がつまずけば、この話は絵に描いた餅で終わる。買収の助言料として支配株主に$20Mの転換社債を出しており、身内取引としての目も向く。
実権は、2016年に事業会社を買い取って会長兼CEOに就いたYeung氏と、支配株主のPhoenix Prosperityにある。その支配株主自身が買収の助言者として転換社債を受け取る側に回っており、身内で完結する構図になっている。
目先は香港の公共工事の受注を保てるかにかかる。ただし会社の性格そのものは、2026年5月のACEA Pharma買収が成立するかどうかで決まる。成立には米国の独占禁止法の待機期間終了とNasdaqの承認が要る。
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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