PHUN
Phunware屋内の道案内という地味な機能を軸にしながら、保有する特許は暗号資産の分野にまで及ぶ。社員に譲渡制限付き株式を配り、自分の会社として働かせる文化を掲げる点も、この規模では目を引く。
アプリの機能を分解して貸し出す、複数年契約のソフト使用料が収入の中心にある。分析、コンテンツ管理、通知、屋内外の道案内といった部品ごとに課金し、そのアプリに流す広告の表示料も取る。
顧客の数がそもそも少なく、大口を一社失うだけで数字への打撃が大きい。特許は取得済み4件と出願中9件にとどまり、技術の蓄積だけで規模の小ささを補いきれない。
人工知能を使った新機能への投資と、多年契約の更新をそろえて追う。社員に株式を持たせて当事者にする、オースティンらしい報酬設計を続けている。
ホテルと医療という限られた業種の大口顧客を、多年契約でつなぎ止められるかで売上が決まる。人工知能を使った新機能が更新の理由になるかも試されている。
この会社をどう読むか
Phunwareは2009年創業、テキサス州オースティンのソフト会社だ。ホテルの宿泊客や病院の患者が使うアプリを、分析や通知、屋内外の道案内といった部品に分けて売る。空港や小売、スポーツ施設にも同じ部品が入る。
受託仕事に見えるが、取得済み4件と出願中9件という特許の中身をのぞくと、位置情報の技術に加えて暗号資産の分野にまで手が伸びている。地に足のついた本業と、話題性のある技術への目配りが同居する会社だ。
バランスシート (要約)
資産 $121M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $96M(80%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$101M
- 他の流動資産$20M
- 固定資産$721K
- 流動負債$24M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $3M
- 売上成長率
- −19.9%
- 粗利率
- 50.6%
- 営業利益率
- −803.7%
- 純利益率
- −446.6%
- ROE
- −11.8%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$12M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- −488.3%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
PHUN の掲示板
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