財務データが揃わず、性格の分類はしていない
祖業と無関係な相場に足をかけた製鉄会社は多くない。持株会社という器に切り替えたことで、鉄鋼の景気循環に引きずられずに新しい素材事業へ資金を配れる形になっている。
鉄鉱石と石炭から鋼を作り、自動車や建設、造船に向けた鋼材へ仕上げて売るのが韓国最大手としての本業。持株会社の下には事業ごとの子会社が並び、オーストラリアの資源・エネルギー会社やインドネシアの製鉄合弁も傘下に置く。
世界景気が冷えると需要と価格が同時に沈み、そこへ中国からの安い鋼材が流れ込むと利幅が消える。電池素材はまだ投資が先に立つ段階で、育ちきる前に電池の需要が息切れすれば重荷に変わる。
成熟した製鉄の稼ぎを、素材事業と海外子会社へ配り直すのが持株会社の主な役目になっている。株主への配当は続けたまま、投資の重心だけを少しずつ移している。
建設と自動車、造船の設備投資が鋼材の需要を作り、世界の鋼材相場が利幅を決める。電池素材の側は電気自動車の売れ行きとリチウム相場という、鉄鋼とはまったく別の物差しで動く。
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
読み込み中…