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Pelagos Insurance Capital2023年に引受機能をTFPという別法人へ出し、自らは資本を配分してリスクを選ぶ側に立った。保険会社としては珍しい分業で、業界歴35年超のDaniel Burrowsが率いる。
航空・宇宙、海運、エネルギー、政治リスクといった一般の保険では扱いにくい分野で、保険と再保険の掛け金を集める。集めた資金を保険金の支払いまで運用し、その利回りも利益に乗る。
航空機事故や大規模災害、戦争が重なると、分野が特殊なぶん一件あたりの支払いが大きい。TFPとの関係が崩れれば、保険を引き受ける入口そのものを失う。料率は業界の競争で上下し、自社では決めきれない。
どの分野にいくら資本を振り向けるかの判断に、経営の仕事が集中している。掛け金と運用益から配当を出す一方、引受の現場は提携先に任せるという役割分担を保っている。
2023年に切り離した引受会社TFPが実務を担っているため、この提携が続いている限りで事業が成り立つ。あとは特殊分野の料率水準と、大きな事故や災害がどれだけ起きたかで一年の姿が決まる。
この会社をどう読むか
Pelagos Insurance Capitalという社名は2026年に名乗り始めたもので、それ以前はFidelisとして知られてきた保険会社だ。ただし変わったのは名前だけではなく、2023年に保険の引受実務をTFPという別法人へ切り出し、自社には資本の配分とリスクの選定だけを残している。
扱うのは航空や海運、政治リスクといった通常の保険が引き受けにくい領域で、掛け金と運用益で稼ぐ。引受を外に出した分だけ身軽だが、裏返せばその一社との関係が切れたときに代わりがない構造でもある。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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