まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
パルスの長さが100万分の1秒より短いため、周りの組織を焼かずに狙った細胞だけを壊せる。熱で焼く従来の焼灼と副作用の出方が違う点が、心臓と軟部組織の両方に売り込む根拠になっている。
いま売上になりうるのは、外科で軟部組織を切除するVybrance電極システムで、2024年3月に米国の販売許可を得て限定的な発売の段階にある。本命と位置づける心房細動向けの機器はまだ開発中で、収入は生んでいない。
限定発売のVybranceが本格普及に届かないまま開発費だけがかさむと、増資の頻度が上がって持ち分が薄まる。皮膚科で一度たたんだ経験があるだけに、次の用途でも医師が採用しなければ同じ道をたどる。
2022年9月に皮膚科からの撤退を発表し、販売も製造も止めて心臓と軟部組織へ資源を振り替えた。一度市場に出した製品を自ら引き上げる判断ができる代わりに、次の賭けが外れたときの逃げ場も自分で狭めている。
用途ごとに規制当局の許可が要るため、次の適応をいつ取れるかで発売の順番が決まる。心房細動は米国で年およそ190万人が診断される大きな市場だが、既存の焼灼機器が普及しきったところへ後から入る形になる。
資産 $95M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $81M(85%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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