PMAX
Powell Max工程だけ見れば一般の印刷業と重なるが、扱うのは上場規則の内側にある開示文書で、会議室の提供まで含めて取引の実務ごと引き受ける。客の輪は香港市場の中に閉じている。
客は香港取引所の上場企業と上場を目指す会社、そしてその法律・財務の助言者だ。開示書類の組版と校正、翻訳、デザイン、印刷、電子提出、新聞掲載までを一続きで請け負う。実務は香港の子会社2社が担い、中核のJAN Financial Pressに、2025年2月に買ったMiracle Mediaが印刷と翻訳の手を足した。
2025年10月に1対8、2026年4月に1対10と、半年余りのあいだに2度の株式併合を実施した。結果としてクラスA株の発行済みは264,991株まで縮み、ナスダックの上場基準を保てるかが繰り返し課題に上がっている。
登記は英領バージン諸島、本社住所は米フロリダ州ボカラトン、事業と電話番号は香港という三重の構えを取る。株式併合を重ねてもなお、香港の子会社2社で回す形そのものは変えていない。
香港での新規上場と開示の件数が、そのまま受注量になる。締切と守秘の厳しい仕事で、上場規則の求める形式に合わせて取引所の電子提出まで通せる体制が、客をつなぎ止める条件になる。
この会社をどう読むか
香港で新規上場を目指す会社と、その弁護士や証券会社。Powell Maxの客はここに集まっている。目論見書や年次報告の組版から校正、翻訳、印刷、取引所への電子提出までを一続きで引き受ける、締切と守秘の仕事だ。
この地味な受託事業者が投資家の目に触れるのは、たいてい株式併合の告知としてだ。2025年10月に1対8、2026年4月に1対10と半年余りで2度の併合を重ね、クラスA株の発行済みは264,991株まで縮んだ。香港市場の上場件数という限られた需要と、ナスダックの上場基準の両方に、この規模のまま向き合い続けている。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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