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強み

2019年に自社の製造拠点を売り払い、設計と土台の技術だけを手元に残した。組み立てと位置合わせの手間を減らせる点を売りにしつつ、製造は外に出したまま設計だけで戦う道を選んだ。

成長ドライバー

光の部品と電子の部品を別々に作って貼り合わせるのではなく、半導体の製造工程で一枚のチップにまとめる。ここから作った光の送受信の部品を通信機器の会社に売る計画だが、量産による本格的な売上はまだ立っていない。

リスク

光の部品は、試作が良くても量産で歩留まりが揃わずに脱落することが珍しくない。人工知能への投資が一巡すれば、狙っている需要そのものが縮む。売上が立たない期間が延びれば、増資の頻度も上がる。

経営の癖

カナダのオンタリオ州の会社で、米国のNasdaqに上場している。採用の獲得と量産の準備に資金を寄せ、工場を持たない方針を続けている。

読みの軸

毎秒800ギガビット級の速度の部品を、機器の会社に採用してもらえるかどうか。人工知能向けの設備投資が続くあいだに、量産で安定して作れる状態へ持ち込めるかが分かれ目になる。

この会社をどう読むか

半導体どうしのやり取りは、長らく電気の信号が担ってきた。POET Technologiesが賭けているのは、そこを光に置き換える発想だ。電気を光に変えれば、より速く、より少ない電力でデータを運べる。人工知能の計算を抱えた大規模なデータセンターが、いまその速度と省電力を最も欲しがっている。

売り物は、光の部品と電子の部品を一枚の基板にまとめる土台の技術にある。別々に作って貼り合わせる従来のやり方より、組み立てと位置合わせの手間が減る。2019年に自社の製造拠点を手放して設計に専念する形を選んでおり、身軽ではあるが、量産の歩留まりは他社の工場に委ねることになる。試作の良さが売上に変わるまでの距離が、この会社の勝負どころだ。

財務データ

この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。

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文・sodate 編集部最終更新 出典: SEC EDGAR — POET Technologies の提出書類
sodate は米国株を推奨するためのサイトではありません。情報は参考値を含み、投資判断はご自身の責任で行ってください。