PPIH
Perma-Pipe International Holdings管そのものより、断熱と防食、漏れの検知までを一体で設計する技術に軸足がある。本社は米国イリノイ州だが、工場はアラブ首長国連邦、サウジアラビア、カタール、エジプト、インドに並ぶ。
石油やガスを運ぶ管や、街区をまるごと冷暖房する配管に、断熱材や錆止めの被膜を施した特注品を設計し、製造して工事現場へ納める。漏れを見張るセンサーを組み込んだ検知装置も、配管と一緒に、あるいは単独で売る。
受注が少数の大型工事に集中するため、着工が遅れたり止まったりすると売上が年ごとに大きく振れる。2026年1月期には一社が売掛金の23%、売上高の12%を占めるまでになり、その一社の資金繰りが重くのしかかる。
鋼材など材料費の上昇をどこまで価格に乗せられるかに、日々の神経が注がれている。各地の子会社をそれぞれ独立した会社として置き、地域ごとの案件に現地で応じる体制を敷く。
仕事は大型工事の着工と一緒にやって来る。2026年1月末の受注残高は$121.6Mと、前年同期の$138.1Mから目減りしており、いま積み直しの途中にある。
この会社をどう読むか
Perma-Pipeの本社は米国イリノイ州ローリングメドウズにある。ルイジアナやテネシー、カナダにも拠点はあるが、工場の顔ぶれはフジャイラ、ダンマーム、リヤド、ドーハ、カイロ、ガンディーダームと中東側に大きく寄っている。
作っているのは、地域冷暖房や石油・ガスの輸送に使う、断熱と防食を施した特注の配管だ。工事ごとにまとめて納める商売なので、受注残高がそのまま先の忙しさを表す。2026年1月末は$121.6Mと前年から目減りし、しかも一社が売上の12%を占めるまでになっている。
バランスシート (要約)
資産 $217M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $91M(42%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$19M
- 他の流動資産$128M
- 固定資産$71M
- 流動負債$80M
- 長期借入金$4M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $211M
- 売上成長率
- 33.2%
- 粗利率
- 32.9%
- 営業利益率
- 14.0%
- 純利益率
- 8.1%
- ROE
- 18.8%
- ROIC
- 24.5%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $9M
- フリーCF
- −$1M
- 営業CFマージン
- 4.3%
- 現金ランウェイ
- 約15年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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