まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
ありふれた半導体ではなく、扱いの難しいミリ波という領域の、高速無線向けの半導体に的を絞る点が特徴。汎用の半導体の会社とは、攻める領域が違う。高速無線向けの半導体の会社の立ち位置にいる。
高速無線の半導体が事業の柱。ミリ波と呼ばれる、ごく高い周波数の電波を使って、大量のデータを高速でやりとりする無線通信のための半導体や、部品を作る。配線を引けない場所に、電波で高速の通信を届ける固定の無線や、次世代の通信網などでの利用を狙う。あわせて、これまで手がけてきた記憶用の半導体の事業も持つ。半導体や部品の販売が収入の源だ。ミリ波という難しい領域の半導体に的を絞って稼ごうとする段階にある。
ミリ波の高速無線が、見込みどおりに普及するかが定まらない弱点を抱える。普及が遅れれば、半導体の需要も伸び悩む。半導体は、大手や、ほかの専業の会社との競争も激しく、開発には絶えず多額の費用がかかる。自前の工場を持たず、製造を外に委ねる分、その確保や費用に左右される。ごく一部の大口の顧客に売上が偏れば、その動向に振り回される。これまで赤字が続き、稼ぐ力が確かでない。規模が小さく、資金は増資に頼りがちで、株式の希薄化が重い。利益が半導体の採用と高速無線の普及に左右される。
配当を出さず、半導体の採用拡大と、高速無線の普及、開発に重きを置く経営。ミリ波の半導体の開発と、販売を進める。高速無線の半導体が、運営の中核になっている。
半導体の採用と、高速無線の普及、そして製造の費用に依存する。ミリ波の半導体を採用する機器のメーカーを増やせるか、高速の無線通信が普及するか、製造の費用を抑えて採算をとれるかが、行方を左右する大きな前提になる。
資産 $6M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $5M(76%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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