PSBD
Palmer Square Capital BDC直接融資だけに絞る同業と違い、複数の融資を束ねた証券の劣後部分にまで踏み込んで利回りを積み増す。貸付とCLOの二枚看板が、この会社の輪郭を作っている。
中堅から大手の未上場企業への貸付利息が土台になる。加えて複数の企業向け融資を束ねた証券(CLO)の株式・劣後部分にも入れ、上乗せの利回りを取りにいく。集めた利息の大半は配当として株主に流れる。
景気が冷えて貸付先の返済が滞ると、直接融資とCLOの両方が同時に傷む。CLOの劣後部分は束ねた融資の焦げ付きを最初に被る役目で、傷み方は貸付本体より速い。
運用は外部の助言会社に任せ、社内に運用陣を抱えない。2024年の上場と同時に、株価が直近の純資産価値を割り込むと買い戻しの発注が入る枠を用意し、下げるほど買う量が増える設計にした。
貸付先が約定どおり返せるかどうかで元本が守られ、政策金利の水準で利ざやの厚みが変わる。借入を元手に投資を膨らませているため、調達金利が上がれば取り分は自動的に細る。
この会社をどう読むか
株価が直近の純資産価値を割り込むと、Palmer Square Capital BDCの代理人が自動で自社株を買い始め、値が下がるほど買う量が増える。
本業は企業への貸付で、株主に渡る配当の原資はその利息になる。加えて複数の融資を束ねた証券の劣後部分にも投資している。景気が良ければ上乗せの利回りになり、焦げ付きが出れば最初に損を引き受けるのもこの部分だ。
バランスシート (要約)
資産 $1.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $464M(38%)。
自己資本比率は同業の中央値を上回る
- 現金・現金同等物$3M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −0.7%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $161M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- —
- 配当性向
- —
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