PULM
Pulmatrix肺の奥まで粉薬を届ける独自技術を持ちながら、いまはその技術を使う側ではなく売る側に回っている。開発途上の創薬会社とは、置かれている場所が違う。
承認された薬も販売収入もなく、蓄積したiSPERSE技術と臨床資産を他社に売り込む道を探している段階にある。合併が成立すれば、存続会社の中身はCullgenの事業に入れ替わる。
合併がまとまらなければ、片頭痛向けのPUR3100やCOPD向けのPUR1800は開発が止まったままになる。取締役会はその場合、会社の解散と清算に進む可能性も開示している。
自力で薬を世に出す道ではなく、合併という出口を先に選んだ。費用のかさむ臨床試験は止め、資産の価値を保ったまま二つの承認が下りるのを待つ姿勢に徹している。
合併が完了するかどうかが、ほかのすべてに先立つ。ナスダックによる新株の上場承認と、中国の証券当局(CSRC)の認可という二つの関門を、ともに越えられるかにかかっている。
この会社をどう読むか
粉にした薬を肺の奥まで届けるiSPERSEという技術を、2013年設立のPulmatrixは十年以上かけて磨いてきた。いまその技術は、自社で薬にするためではなく、売り先を探すために手元に置かれている。
2024年11月に創薬会社Cullgenとの合併契約を結び、2025年6月の株主総会で承認を得た。残るはナスダックの上場承認と中国の証券当局の認可で、これが得られなければ取締役会は解散と清算も選択肢に入れると開示している。
バランスシート (要約)
資産 $4M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $4M(92%)。
開示から読める範囲では借金は軽い
- 現金・現金同等物$4M
- 他の流動資産$41K
- 固定資産$10K
- 流動負債$329K
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −135.5%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$5M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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