
PXLW
Pixelworksかつては映像処理の半導体そのものを作って売っていたが、いまはハードを持たず、映像を美しく見せる技術を特許とソフトの形で貸す。半導体メーカーとは、もはや土俵が違う。
2026年1月6日に上海の半導体子会社の全株式を中国企業へ売却し、スマホ向けと家庭用投影機向けのチップ事業から完全に撤退した。いま残るのは56件の特許を土台にした映像技術のライセンス事業で、看板は映画の見え方を作り分ける「TrueCut Motion」である。
売却の手取りは$51Mほどで、主力事業を手放した分、ライセンス収入が育つまでは収入の細さと向き合うことになる。開発拠点は上海に一つ残る一方、経営陣と取締役は米国におり、その距離をまたぐ運営も課題になり得る。
2025年10月に売却契約を結び、2026年1月に完了させるまで、撤退の段取りを予定通りに進めた。撤退後の人と金は、TrueCut Motionの技術開発と採用先の開拓へ寄せている。
映画制作会社や配信事業者がTrueCut Motionをどれだけ採用するかに、収入のほぼすべてがかかっている。チップを量産して売る商売から特許とソフトの使用料へ、収益の型そのものが入れ替わった直後にある。
この会社をどう読むか
映像をなめらかに見せる半導体を20年作ってきた Pixelworks は、2026年1月6日に上海子会社を中国企業へ売り渡し、半導体メーカーではなくなった。
手元に残ったのは56件の特許と、映画の見え方を作り分ける「TrueCut Motion」というプラットフォームだ。チップを作って売る会社から、技術を貸して使用料を得る会社へ。この乗り換えが成立するかどうかが、いまのこの銘柄のほぼすべてを決める。
バランスシート (要約)
資産 $51M を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。本業から入る現金もマイナスで、増資や資金繰りに注意
- 現金・現金同等物$11M
- 他の流動資産$39M
- 固定資産$1M
- 流動負債$20M
この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $693K
- 売上成長率
- 0.4%
- 粗利率
- 85.0%
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$21M
- フリーCF
- −$21M
- 営業CFマージン
- −2973.4%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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