PYXS
Pyxis Oncology多くの抗体薬物複合体はがん細胞の表面の目印を直接叩くが、Pyxisは腫瘍を支える組織の側から攻める道を選んだ。当たれば同じ目印を持たない周囲のがん細胞まで巻き込める代わりに、外した時の損も大きい。
承認済みの薬はまだ一つもなく、収入らしい収入も立っていない。主力候補のMICVOは、腫瘍の周囲に増えるEDB+FNという足場のタンパク質を目印に薬を運ぶ設計だ。頭頸部がんを対象に、単独投与とキイトルーダとの併用の両方を試している。
細胞の外側を狙うという設計そのものがまだ確立された手法ではない。どこかの試験で期待した効果が出なければ、承認への道筋ごと消える。増資でつなぐ資金繰りは、株式の希薄化として株主に跳ね返る。
力の配分は極端で、試験を前に進めることと資金をつなぐことにほぼ全てが向いている。承認薬を持たない間は、次に出てくる試験データが会社の値打ちをそのまま決める。
進行中の試験で効果と安全性を示し、規制当局の審査を通せるかどうかに尽きる。もう一つ、次のデータが出るまで資金を切らさずにいられるかという時間との勝負がある。
この会社をどう読むか
Pyxis Oncologyの薬は、がん細胞そのものを狙わない。
主力候補のMICVOが目印にするのは、がん細胞の周りを埋める組織にだけ多く現れるタンパク質だ。そこで薬が放たれると、近くのがん細胞が巻き込まれて壊れていく。狙いを一つの細胞に絞らないぶん効き方は広がりうるが、承認された薬はまだなく、頭頸部がんの試験結果がこの会社の全てを決める段階にある。
バランスシート (要約)
資産 $92M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $53M(58%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
- 現金・現金同等物$15M
- 他の流動資産$57M
- 固定資産$19M
- 流動負債$21M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $14M
- 売上成長率
- −14.2%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −609.2%
- 純利益率
- −574.5%
- ROE
- −149.1%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$64M
- フリーCF
- −$64M
- 営業CFマージン
- −458.2%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
PYXS の掲示板
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