QCLS
Q/C Technologies自社で計算機を設計するのではなく、他社の特許技術を独占的に借りて自社ブランドの装置として出す。室温で動き標準的なラックに収まる形にしている点を、量子計算機との違いとして掲げている。
LightSolver社から世界での独占ライセンスを受け、自社ブランドの光の計算装置 qc-LPU100 を売ろうとしている。まだ試作と社内検証と性能測定の途中で、この事業から見るべき売上は立っていない。
試作が想定した性能を出せなければ、掲げた計画は根拠を失う。GPUに対する省電力の優位を数字で示すまでは売上が立たず、その間の開発費は外から入れるほかない。
旧来の医薬品候補 Isomyosamine と Supera-CBD を売却する検討に入り、その代金を新事業へ回す構えでいる。社名は2024年に TNF Pharmaceuticals、2025年9月にいまの Q/C Technologies へ替わった。
装置の中身は借りた技術で、ライセンス契約が続くかどうかに事業の存否がかかる。買い手として見込むのは暗号資産の基盤と分散型のインフラ網、そしてAI向けの計算で、いずれも投資の波が荒い。
この会社をどう読むか
Q/C Technologies は4年で三度、社名を替えている。Akers Biosciences から MyMD、TNF Pharmaceuticals を経ていまの名前になり、中身も薬から光の計算へ入れ替わった。
売ろうとしている装置 qc-LPU100 の技術は LightSolver 社から独占的に借りたもので、自社が持つのは売る権利の側だ。試作と性能測定の段階でこの事業の売上はまだ立たず、旧来の医薬品資産の売却で当座をつなぐ絵を描いている。
バランスシート (要約)
資産 $41M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $22M(53%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$987K
- 他の流動資産$16M
- 固定資産$25M
- 流動負債$6M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −53.5%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$9M
- フリーCF
- −$11M
- 営業CFマージン
- —
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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